個人で働き始めて、この春で1年になります。
長かったようであっという間だったような、この1年、365日、8760時間、、という時間にふさわしいだけの身体と心の実働があったかどうか、ということを考え始めるとまた別の反省会的な雰囲気が漂いそうなので辞めておくとして。。。
勤務していた頃は、毎日決まった時間に家を出て、良いも悪いも向こう側から押し寄せてくる波に乗ったり飲まれたりという状況の中で、自分はどういう風に立ち向かおう、何をすれば今度はもっとうまく気持ちよく波に乗れるだろう、とかいうことを考え、日々を過ごしていたわけです。
この1年は、その名残と物珍しさからか、何となく今までの波の波紋を受けながらやってきたようなそんな感覚です。でも波紋は、風がなければいつかは無くなってしまうもの。
個人で動くというのは、波に乗るという技術ももちろんですが、まず、波を起こすという別の能力が必要なのだと気がつき始めています。いや、多分結構前から気がついていたのですが、、ひつこく波紋に乗ろうとしていました。。
明確な目標があれば、それに向かっての攻略方法を練り実行する、ということに関しては多いに想像力が働きます。
例えば、明確な立場と議題と必要性があれば、それに対しての会話は、上手ではないにしろ、あの手この手で広げることは出来るけれど、立場も共通の話題も共有しなければいけない情報も何もない、ただの雑談、というのは何とも難しいものです。
独り言の応酬、でもそれに敏感に反応しあい、思ってもみなかったところに着地したり、そのまま何もなかったかのように消えていったり。
よく分からないけれど、どうやら私は、何となく波を起こせる(もしくは波がたつように仕向ける)タイプではなさそうです。
波を起こすための仕組みを具体的に考え、それに向かって方法を練りひとつひとつ実行していく。
要は、今まで知らず知らずのうちに与えられてきた目標を、今度はそれすら自分で精査し設定するというところから始める必要があり、それをどこに設定するかがどう考えても重要そう、ということです。
大目標はさておき、まずは小目標からでも何でも、まずは自分で設定するということを日常とし、実現するという成功体験を重ねること。同時に大目標について常に考えアンテナをはり続けること。
目標を実現するという行為は、与えられたそれであろうが自分で設定したそれであろうが変わりは無いわけで、そのための能力レベルという点においてはなかなか悪くないと自負しています。
それが循環するようになれば、仕事も人生も結構楽しく波に乗れそうなんだけどなぁ。